「蜜輝?まじどうしたわけ?」

「あたし・・ヒック。人前は泣けないけ
ど・・やっぱり愛斗はあたしにとって
特別なの!!」

「蜜輝・・」

「愛斗・・好きっ!中学の時から本気で
愛斗が好きなの!!恋華よりも愛斗のこ
知ってるのにっ!!」


本気で俺を好き?

今まで、
蜜輝の告白を本気だなんて思ってなかっ
た。


どんな気持ちだったんだ?
流されたとき。


今の俺の心には蜜輝の告白はかなり
きいた気がした。


だけど・・
どんなに俺を知ってくれてても



「ごめん・・」

「ふぇ・・・」


蜜輝の告白をうけることは出来ないん
だ。

俺は心の何処かで蜜輝は諦めてくれるん
だと

思い込んでいた。


「蜜輝!?」


蜜輝は
いきなり何処へ走っていってしまった。


はっきり言い過ぎたか?


けど・・・なんならはっきり嫌われた
方がましだよな・・・・・・。