MISSION〜ターゲットはキミの唇〜


チャイムを鳴らし、しばらくすると雪ちゃんが出てきた


「…え?」


出てきた雪ちゃんは、私を見るなりフリーズ

あれ?やっぱり…変?


「…入っていい?」


固まったままの雪ちゃんに声をかける


「え、あ。うん」


なんか、素っ気ない…

やっぱり、似合ってないのかも






「じゃ、夕食作っちゃうね!台所借りまーす」

「うん。なんかあったら呼んで」


それだけ言うと、雪ちゃんはリビングのソファーへ

おかしい
さっきから、私を見ない

視界に入れたくないほど似合わないのかな?

…だったらショックだな

そんなことを思いながら、料理を開始した