「ただいまぁ」


リビングにいたお母さんに声をかける


「あら、帰ってきちゃったの?」

「は?」


私…帰ってきちゃいけないの?


「まったく…雪くん意気地無しねぇ」

「?」


私が家に帰ってくると
雪ちゃんが意気地無し?

まったく理解ができない

考えるのも面倒くさいので
お母さんの呟きはスルーすることにした


それに、今は反省会が大切!
部屋に行き
ベッドにダイブ


キス出来なかったよ!

いや、ほっぺには
されたけど…

違うっ!

私が求めてるのは唇っ!


苦手な遊園地で
雰囲気を出そうとしたのが
間違いだった

うぅ…私の馬鹿ぁ!