少年に再び促され、たどり着いた先は駅のプラットホーム──薄暗いホームの端に一際(ひときわ)、明るいヶ所がある。

 よく見るとノートパソコンの明かりのようだが、それを取り囲むように数人の人間がいるのが解る。

 その中の1人に戒は眉を寄せた。

「……真仁(まひと)?」

 その声に気がついた青年は静かに振り返り、懐かしい姿に笑みを浮かべた。

「やあ戒。それに翼クンも」

 両手を広げ、歓迎するように歩み寄る。

「えっ真仁!?」

 翼は驚いて思わず声を上げた。