「!? きさ──っ」

 慌てて構えた2人をすかさず叩き伏せた。

「ピッキングも得意なんだねぇ」

「戻れ」

 真仁に言って、身を低くし近くの壁に走る。

 途端に始まる銃撃戦、土嚢(どのう)を盾に銃を構えている仲間が戒に武器とヘッドセットを投げ渡した。

<おかえり>

 右耳に装着すると、聞き慣れた声が流れた。