その後、私は沢山いただいた品々のお礼をミコちゃんに伝えるのに必死だった。

「また由奈ちゃんに会いたいな…」

何気ないミコちゃんの言葉にドキンとする。

「私も~!
合格出来ると…いいのにね!」

「うんっ!」

「ミコちゃんは合格したら、こっちで住むところを探すんでしょ?
もし、私が落ちてても気にせず誘って?
そしたら、必ず会えるから♪」

「うん。出来たら一緒に通学したいけど…。
でも、絶対だよ!? 約束~!」

電話の中で、お互いに指切りゲンマンを歌った。