「『うー』『にゃー』?」 「分かる方には分かります。次のステップは、迷子の子猫さんで『にゃんにゃんにゃにゃあ』と言えるようになってほしいのですが」 「次ステップのハードルが一気に上がってませんか……。あ、れ、チビ太が」 「おや、いなくなりましたね」 「え゛っ、まずいですよ、姫!チビ太がいなくなっただなんて、あいつ泣きますっ」 「大丈夫ですよ。屋敷の庭が広いから野良化しているのでしょう。ささみを用意すれば、すぐに戻ってきます」 「いいのか、ほんと……」