うらばなし



「重ね重ね失礼いたします」ぎゅむー


「……!」


「……」ぎゅうぅ


「……」(え、ちょ……と困惑)


「……」
(抱きしめるのは中々心地よいですね。マンナカさん、いい匂いしますし。主もこの感触と匂いを感じ取ったとなれば……ああ、間接抱きとは、とてつもない背徳感が生まれます。しかしながら、私は今、主が抱いた体をこうして、ぎゅうぅっとできて)


「誰だ、お前」


「っっ……!」


「客?」


「あ、ええええと、こ、こここ、これはですね。違います、違いますよ。決して怪しいものではありませんので……!」