――なんか豪華な建物前。
「……、確か、ここでいいはずなのですが」
地図をぺらり。
(招待状と簡素な地図は送られてきましたが、こんな豪華な場所とは……。もう少しこじんまりとしたものかと思いまし――ん?)
「マンナカさん……?」
「……」トテトテ
「ああ、やはりはマンナカさんですね。お久しぶりです。覚えておられますか?レインです」
「……」コク
「あなたがいらっしゃるとなれば、ここで間違いないようですね。此度は、急な訪問でも引き受けてくださり、心より感謝します」
「……」(礼には及ばない的な流し目)
「……」
(間接抱きなるものがあるとクドウさんは仰っていましたが……。マンナカさんを愛でる主のあのデレぶり、やはり獣には何かしらの癒しがあるのでしょうか)


