――空波編。
さて、次のお便りは。
「どーんっ」
ぶはっ。
「突撃取材です」
なんたるデジャヴっ、私はこんな恥ずかしいことをしていたのかっ。
「何を今更な感じですね。さて、最後はあなた宛なので、私がリポーター役です」
え、私ですか。
わー、何だろう。
『To.作者様
姫とお話してらっしゃる時、基本的に、クロスとロードは脳内のどの辺にいるのですか? 彼らにプライバシーそのもの、もしくは観念はあるのでしょうか?』
なんか難しい質問キターっ。
「難しくなどないでしょう。今の段階、私と話しているとき、クロスたちはどこにいますか」
せ、説明が難しい。
言ってしまえば、クロスたちにはクロスたちのいるべき世界があるんですよ。


