うらばなし


ーー

紫暮「俺の愛を伝えるには、体一つじゃ足りないだろうねぇ。最低でも、百人は欲しい」

雛「百人の紫暮さん……」

雛妄想「雛、こっちだよ」「そっちじゃなくて、こっち」「どこ見てるの?」「俺はここだよ」「ひーな」「ほら、こっちだって」


雛「どれが本物ですか!?」(号泣)

紫「雛がすぐに分かるように、顔に油性ペンで名前書いておくね。鏡ある?」