姫「おかあさん?」
ス「そんな設定の、この子が一番に好く、“魔法使い”の一人だよ」
姫「ああ、せんせーさんですね」
ス「お姫さまは何でもご存知なことで。あの“女”と夫婦だなんて鳥肌ものだが、ハーメルンとのお遊びをやめるにはこれが手っ取り早い。もっとも、後から“五番目”にどら焼きの一つでも渡さなければならないがね」
姫「いいのですか、ハーメルンに聞かれ――もう行きましたか」
ス「子が母になつき、求めて追うのは、至って普通だ。至極、“こどもらしい”。あの子が求める当たり前の形であり、こどもは癒されるものだと、“当たり前じゃなくなった当たり前”を形にするんだ。――人を捨てた僕にとっては、ひどくどうでもいいことだが」(紙を渡す)
姫「これは?」
ス「“いい子”からのプレゼント。こどもらしい似顔絵(プレゼント)だろう?」
姫「大好きなおねにいさんの誕生日、覚えていましたか。かくいうスプガウスは?」


