うらばなし



姫「あなたは、確か……」


ハ「お姫さま、ボクのおとうさんだよ!」


ス「という設定(家族)にされた、牧師だよ。名はスプガウス」


姫「血の繋がりはないのですね」


ス「あろうものなら抜きたくなる。僕の年齢で言えば、ハーメルンぐらいの子がいてもおかしくないが、この子は“駄目”だ」


ハ「駄目な子なんていないんだよ!要らない子もいないんだ!いるのは、要らない大人だけ。こどもはみーんな、かわいくって愛されるんだよ!」


ス「僕が親ならば、こんな風には育たないよ。――まあ、“本物”がいないからこそ、“こうなる”のだろう」


ハ「おとうさん!おとうさんは、ボクのおとうさんなのっ!

ボクのこと好きでしょ?抱きしめたいでしょ?可愛がりたいでしょ?

笑顔にさせたくなって、撫でたくなって、ずっと一緒にいたくなるよね、ね?

可愛いこども(ボク)だから、好きでしょっ!それが“当たり前”なんだよ!」