うらばなし



――


姫「世の中、何が起こるか分からない。無害な方の所に行こうと、世界を滅ぼす怪人に出会ってしまうのですから。ここはあえて、ランダム移動を、と――」


ハ「あ、お姫さまだー!」


姫「んー、ハズレな気がしてなりませんねぇ」


ハ「遊びに来たの?えへへ、ボクと遊んでくれるんでしょ。大人がこどもの相手するなら、必ず遊ばなきゃね。こどもの喜ぶことをしなきゃっ」


姫「相変わらずのハーメルンですね。そうして――」


ス「ハーメルン、知り合いかい?」


ハ「うん、そうだよおとうさん!お姫さま!ボクの隣の隣の家のおねえさん!家族だよ!」


ス「ハーメルンの家族に“された”、哀れなお姫さまだね」