うらばなし



あの……、叩いたのはあくまでも、ミナナじゃ……


「全てを燃やしたくとも、そんなことをすれば、彼女は一生口をきいてくれない。現に、一冊燃やせば、一週間は不機嫌だったからっ」


やったのか!?


「物だと特に気にしていなかった俺の過ちだ。だから打開策に、贈り物として俺の写真や栞を全ての本に差し込んでおけば、ミナナは俺を頭の中に描いてくれる……!紙切れよりも、『カルツさんの贈り物』(俺の愛)で満たされ、もう本の内容など頭に入らず、行く行くは彼女自らが本を燃やすようにな――」


「そうして、自分の裸の写真を挟めておくなっ」(本攻撃)


「っ……、ミナナ」