「俺の愛するミナナの部屋で、何をしているのかな」(銃かちゃり)
ひうっ。
「動くな、害悪。頭を吹き飛ばすぞ。瞬殺だなんてさせないでくれ、俺とミナナの世界(部屋)に侵入した報いは、百日折檻してもまだ足りない」
百日折檻だなんて、卑猥な響き……じゃない、姫、私に構わず逃げ――
「なに、一人でぶつくさ言っている」
逃げやがったよ、あの姫様あぁ!
「喋るな、耳障りだ。ミナナの声以外は雑音でしかないのに、まずは喉を潰すか」
ま、カルツ!大変な事実があるのです!ミナナが、デレました!
「何を今更。彼女は俺の前だけで可愛く甘えてくるんだ。冷たい素っ気ないですら、俺にとっては愛情表現にしか見えない。現に昨日は、外で寝てくださいと言われ、雪の中そうしてみたけど――ミナナは、すぐに俺を入れてくれた。寒かったからこそ、よりミナナの温もりが分かったよ。ああ、彼女は『これ』を俺に与えたかったんだと、感動さえもした。より彼女が恋しくなるようにと、マンネリ対策として、愛を深める演出をしてくれる。ああ、ミナナの淹れてくれたホットミルクの味がまだ舌先に残っているし、かけてくれた布団の温もりもまだ――」


