何だろ…。 わざわざ呼び出すなんて。 瞬司に言われた通り、近くの公園へやって来た。 人通りがあるとはいっても、夜の公園てなんだか怖い…。 街灯はあるけれど、余計に人のいない公園が目立って不気味だ。 少し心細い気持ちで、中へ入ると、瞬司が先に来ていた。 「ごめんな。呼び出して」 「ううん」 いつもとは違う、どことなく真剣な表情に、ドキドキしてしまう…。