「…い!」 う~ん…。 誰かが、体を揺すってる。 「おい!未央!起きろよ」 「ん…?」 目を開けると、制服姿の悠真が立っていた。 「あれ?私、寝てた?」 「寝てた?じゃねーよ。驚くだろ?帰ったら、ダイニングテーブルで寝てるんだからさ」 呆れた様にため息をつく悠真を見ていると、さっきのキスシーンを思い出してしまった。