一人、ドキドキしながら、ダイニングの椅子に座って待っていた。 だって、悠真の体が、あまりにも逞しかったんだもん。 思わずドキドキしちゃった。 いつの間にか、“男“になってたんだなぁ…。 ダメダメ!落ち着け私。 自分にそう言い聞かせていると、Tシャツに着替え終えた悠真が降りて来た。 「おお~!さすが、おばさん。超うまそう!」 タッパーを覗き込むなり、悠真のテンションは上がる。 こうやって見てると、昔と変わらない感じがするのにな…。