私の王子はオオカミ君!?



ここで私に話を振らないでよ〜



「うーん……私…そんなつもりじゃなかったんだけど…」




「まぁ…ほかの奴と違ったっていうのは絶対だから…!!後は二人でがんばれ〜」



そういうと佐藤君は屋上から出て行ってしまった…



もう夕方で…少し寒い……

そう思っていると、市ノ瀬が


「寒いだろ…?」


と言ってブレザーを私の肩にかけてくれた。



「あ、ありがとう…」