「ねぇ、知ってる?」

「ん?」

「この世界の中にはだいたい63億人の人がいるの。でね、その人達に1秒逢うとしても100年以上かかってしまうの。」

「それはすごいことだね。」

「でしょ?だから今、あなたとこうして出会って、あなたに恋をして、同じ気持ちでいれることは奇跡なのよ。」

「そうゆうことになるね。」

「そうよ。」

「君がそんなことを言うなんて珍しいね。」

「だめかしら?私だってたまにはそうゆうことも信じるわ。」

「だめではないさ、ちょっとびっくりしてるけどね。」

「そう。」