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時刻は12時15分…

「お、みんな早いねぇ。」

そう言って現れたみーちゃんを最後に、合宿所の裏口にいつもの7人が集まった。

「相変わらずおせぇな、一体どこのパチ屋で油売ってたんだ?」

「んな事するわけないでしょう。親父か私は!!」

「あぁ、すまん。スロの方だったか…」

「ほとんど変わって無いでしょうが!!」

…いつかどこかで聞いたような話の流れだ。

「みーちゃん先輩、静かにして下さい。気づかれますよ。」

「う…うぅ。」

言われて黙り込んだみーちゃん先輩をやはり湯川先輩は静かに茶化していた。

「あいたっ!?」

「みーちゃん先輩じゃないって何度も言ってるでしょ。」

よほど悔しかったのか、何故か怒りの矛先は犬塚に向けられた。