「オレとタメ。いや、オレより年下にも見えるな。ガキみたいに目でかいし、きのこみたいな頭してるし」
「きのこじゃなくてっ!これはマッシュ……」
そう言いかけた時──・・・
「その頭のことは置いとくとして。美桜は…美桜だろ?」
美桜は…美桜。
急にそんなことを言われて、胸が一瞬ドキッとした。
「……え?」
「それに美桜のことをなんて呼ぶかはオレの勝手だし」
「オレの勝手ってなによ。それっ!!」
その上から目線な発言はなんなわけ!?
「いちいちうるせぇな!美桜は」
「うるさくないっ!!」
「あんま怒ってばっかいたら、そのうちマジでハゲんぞっ!」

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