「え…
なんなん、イベントって」


「んー…
コンビで組んで何かするやつだよ」



へえ…
楽しそうやんか。



お祭り好きの美希は目を輝かせていた。




「で、
何やるん?」



美希はわくわくしながら妖精を見た。










「漫才。」






…………え?




「い、いま何て…」



「だから、
漫才。」



なんやとお!



「絶対嫌や!
恥ずかしいし!!」



「いけるよ!
ミッキーは関西人なんだから!」



関西人全員が漫才出来ると思うなあ!!



美希はわなわなと震えていた。



ってゆうか、
関西人やから誘ったん?



私と…
じゃなくて?



「ミッキーとやりたいんだ」



妖精は、
真剣な顔をして言った。