それから残りの日々を惜しむかのように私達は毎日寄り添った。 買い物に行ったり、食事をしたり、遠出したりと…やり残したことがないように2人で出来ることなら何でもした。 幸せだった。 楽しかった。 でも、心の中はいつも泣いていた。 楽しければ楽しいほど別れが辛い。 幸せであればあるほど別れることが嘘のようだった。