アイシテル 街を仕切る男×傷を負った少女



だから、もう泣かないことに決めた。





私が悲しむ事をたまさんは望まない。





それに、私が泣いてばかりいたら、私の大好きな人に悲しい顔をさせてしまう。






たまさんのための涙はもうおしまい。





たまさん。





私、また少し成長したでしょ。





私が初めて信用できた大人がたまさんで本当に良かったよ。