その日また夢を見た。 おじ様が私の顔を覗き込んで、慌てている。 「お前ら!!何してたんだ!」 誰かに向かって怒ってるの? そんなに怒らなくてもいいのに。 「……おじちゃん。 ……は悪くないよ。 私がぼーっとしてて」 所々聞き取れない部分があって、 よくわからない。 おじ様は焦燥しきった表情で叫ぶ。 「!!! 美優ちゃん!? 美優ちゃん… おい!!おい…… ……」 おじちゃん… 私大丈夫なのに… 目の前が霧に覆われた。