「きゃーっ もう、どうしよッ!!」 私は自分のベッドに潜り込み、 携帯を握りしめていた。 『俺、 もっと美優ちゃんのこと知りたいんだ――』 あの時の颯太くん―― いつもと違った。 "男の人の顔"だったもん。 頬を触られたことを思い出し、顔が熱くなった。 ――私、もしかして…… 一瞬頭に思い浮かんだ予想を振りきるかのように 私は1人で頭をブンブン振った。