今、笑った? あたしが顔をしかめると、志帆は心配そうな顔をあたしに向けた。 「大丈夫? うち、天音の記憶戻すの手伝うよ?」 「本当? ありがとう、助かる!!」 あたしはさっきの事などすっかり忘れ、志帆の優しさに感心していた。 「あ、そういえば、亜由那は?」 その瞬間、志帆の顔が歪んだ。 「え…? どうしたの?」 「天音… その事も覚えてないの…?」 「あ…… うん…」