「こんなことくらいで照れてんな」


「それってどういう……」


「それくらいで照れてたら、身が持たないんじゃね?」


すると、流星はわずかに腰をかがめた。


そして、あたしの耳元にそっと唇を近付けて囁いた。



「×××してやるよ」


「……――ッ!!!」


「早くうち行こうぜ」


ちょっ……!!!そ、そ、そんなのって!!!


流星の言葉はとてもあたしの口から言えるような言葉じゃなくて。