不良彼氏と胸キュン恋愛【完】

足音はベッドの前でピタリと止まる。


「じゃ、お邪魔虫はそろそろ帰るよ」


智也はそう言うと、ベッドサイドのクリーム色のカーテンを開けた。


そこには無表情の流星が立っていて。


「花音のこと、よろしくな」


「お前に言われなくても分かってる」


そう答えた流星の手にある二つのバッグ。


智也が保健室から出ていくと、流星はゆっくりとした動きでベッドに腰掛けた。