不良彼氏と胸キュン恋愛【完】

「早川が花音を助けなかったら、どうなってたことか」


「えっ?それ……どういうこと?」


流星があたしを助けた……?


あの時、あたしの名前を呼んで体を包み込んでくれたのは……


流星だったの?



「早川に花音を任せられないとかでかいこと言ったくせに、俺は足がすくんで花音を助けられなかった……」


「智也……」


「でも、あいつは何のためらいもなく花音を抱きしめた。花音が怪我をしないようにって全身で花音を守ってたよ」


智也は握り締めていた拳を緩めると、あたしの頭をポンポンッと叩いた。