不良彼氏と胸キュン恋愛【完】

「あれっ……あの紙袋って確か香水ショップの……――。もしかして、花音ちゃんのプレゼントって手作りの……――」


そう言いかけて慌てて口を塞いだケント君。


もう、ダメだ。全部バレちゃった。


「……――おい!!花音!!!」


頭で思うよりも先に体が動いて。


背後で流星があたしの名前を呼んでる。


気付いていたけど、振り返ることができなくて。


あたしは唇をグッと噛み締めると、流星から逃げるように走り出した。