不良彼氏と胸キュン恋愛【完】

『忘れてても当然だよ。だってもう1年も前の話だから……。でもね、あたしは一度も忘れたことがないんだよ……?』


あの時は、その言葉の意味を深く考えることはなかったけれど。


「杏に花音の話をされるようになってから、俺も何となく花音を目で追うようになった。まぁ、花音はこの学校でも知らない奴はいなかったけどな」


「へ?」


「最初は正直、花音に良いイメージ持ってなかった。顔がそれなりにいいってだけで、どうせ性格は最悪で杏に優しくするのだって最初だけだって」


「えっ!?」


ちょっ、それは……ひどいよぉ!!


あたし、そんなに性格悪そうだった??