不良彼氏と胸キュン恋愛【完】

美尋ちゃんの弱みを握ろうなんて卑怯なことを考えている場合じゃない。


もう、直接頼み込むしかない。


美尋ちゃんが聞いてくれるのかどうかは分からないけど、今あたしにできることは美尋ちゃんと向き合って話をすることだ。


「……――美尋ちゃん!!」


教室から中を覗き込んで、大声で名前を呼ぶ。


すると、美尋ちゃんはいつも一緒にいる派手な友達と何故か距離を置いて、窓際の席にポツンっと座っていた。


あれ……?なんか様子がおかしい……?