不良彼氏と胸キュン恋愛【完】

あたしに嫌がらせをしている人物が美尋ちゃんだったとしたら、それを証拠に残せばいいと思った。


美尋ちゃんの弱みを握れると思ったし、そうすれば美尋ちゃんを説得して流星の退学も免れるかもしれないと考えた。


それなのに……――。



今日の放課後、流星の最終的な処分が決まる。


放課後までになんとかしなくちゃいけなかったのに。


だけど、嫌がらせをしていたのは美尋ちゃんではなく小高君で。


このままじゃ、流星は退学になる……。


そんなの絶対に嫌……――!!


あたしは自分でも気付かぬうちに、教室を飛び出して、美尋ちゃんの元に駆けだしていた。