不良彼氏と胸キュン恋愛【完】

「化粧落ちてる」


流星はあたしの目の下の汚れを指でそっと拭った。


「えっ?ホント?」


やだ……!!流星に見られるなんて、恥ずかしすぎる!!


慌ててバッグのチャックを開けて、鏡を探し出す。


「あ~もうやだぁ……!!どこにあるの~!!」


だけど、慌てすぎているからかなかなか見つからない。