「ハァ!?くだらなくないだろ?花音ちゃんだって心配してきたんだし!!」


ケント君は「聞きたいことあるなら、ちゃんと聞いときな」とあたしの背中をポンッと押す。


「う、うん……」


聞きたいことは山ほどあるはずなのに、喉の奥に何かが引っ掛かってるみたい。


うまく言葉にならない。