不良彼氏と胸キュン恋愛【完】

嫉妬と怒りと悲しみと……。


綺麗な感情じゃなく、ドロドロとした黒い感情が顔全体に現れているようで。



「どうしたの、矢口さん。顔色が悪いわよ?」


「……いえ、大丈夫です」


作り笑いを浮かべようとしても顔が強張ってうまく笑えない。


結局、美術の時間、あたしはただぼんやりと鏡に映る自分の顔を見つめているだけだった。