「なぁ、一つだけ聞いてもいいか?」 「うん。いいよ」 「お前の幼なじみが言ってたこと本当だったらどうする?」 「智也が言ってたこと……?」 「あぁ。中学の時、俺がダチの女を保健室に連れ込んで無理矢理ヤろうとしてたって話」 「えっ……?」 流星は無表情のまま、立ちあがったあたしを見上げている。 その途端、不安が全身を駆け巡った。