すると、あたし達のやりとりを見ていたケント君が首を傾げた。 「おい、流星。大丈夫なのか?それ、クッキーだぞ?」 「別に」 「でも……お前……――」 心配そうな表情のケント君。 「花音、行くぞ」 「えっ?」 ケント君が何かを言い掛けている途中で、流星はあたしの手をギュッと掴んで歩き出した。