不良彼氏と胸キュン恋愛【完】


「……――ッ!!」


その時、バチッと熱く視線が絡み合って。


うわぁ……。


茶色い瞳があたしを捕えて離さない。


ドキンドキンっと激しく鳴り出す心臓。


この音が……早川君に伝わっていませんように。


そう心の中で願った時、早川君は眉間に皺を寄せた。




「お前って誰にでもそういう顔すんの?」


「え?そういう顔って……?」


「自覚ないとか?それとも、誘ってんの?」


「自覚?誘う?」


「自覚ないんだな」


えっ?自覚ないって……どういう意味なの……?


早川君の言葉の意味を真剣に考え込んでいると、早川君はそっとあたしの耳元に唇を寄せた。