「それにしても、花音と流星君が付き合うとはねぇ~……」 「自分でも未だに信じられないもん!!」 昼休み、アミと一緒に食堂にやってきたあたし。 流星の話をするだけでいまだに口元が緩む。 だって、まだまだ実感がないから。 好きで好きでたまらなかった流星が自分の彼氏だなんて。 付き合えるなんて、まさか夢にも思っていなかったもん。