「い…いもぅ」 『妹?』と聞こうとする前に達也は、 「そう、オレの妹。」 って言ったんだ。 「ま、じで」 私はまた、脚の力が抜け、座り込んだ。 「理解した??」 「……はぃ」 「ちょっと、お兄ちゃんっ!!」 「委員会の仕事ぐらい、自分でしろ。 つか、2人きりにしてくんね??」 「…………けち」 「ケチで結構。」 妹さんは悔しい顔をして、屋上から出ていった。 達也と妹さんは同じ委員会だったんだ…