もうひとつの秘密のフィアンセ☆




まったく、面倒臭かったな。


ため息をついて、ソファーに座ると、由奈が目を輝かせて見てきた。


「洸輝、かっこいい!」

「え~?そうか?」


この程度なら、お前の男もやるって。


「うん!だって、名前だけで相手を逃がすなんて」


「それなら佑斗も一緒だって。あいつだったら、あの親父、もっと驚いてたかもな」


なんか、佑斗が惚れる気持ちも分かる。


こうやって一緒にいると、癒されるんだよな。


「なあ、由奈。お前がオレの女だったら良かったのに」