まったく、面倒臭かったな。 ため息をついて、ソファーに座ると、由奈が目を輝かせて見てきた。 「洸輝、かっこいい!」 「え~?そうか?」 この程度なら、お前の男もやるって。 「うん!だって、名前だけで相手を逃がすなんて」 「それなら佑斗も一緒だって。あいつだったら、あの親父、もっと驚いてたかもな」 なんか、佑斗が惚れる気持ちも分かる。 こうやって一緒にいると、癒されるんだよな。 「なあ、由奈。お前がオレの女だったら良かったのに」