朝、学校の近くでお前を拉致る…!? 「いきなり何っ!?」 ミツグに、睨みをきかせるお前は周りが引くほどだ。 「どうせ、終業式だけだろ! サリーさぼるじゃん!」 「…マジ、ムカつく!!」 ミツグとのやり取りを、遠くから見てた。 「トウヤ! 溜まり場にもどるぞぉ-!」 ミツグの言葉にはっとし、我にかえる俺… 俺達は、お前と一緒に戻って来た。