毒舌最強少女の日常




一旦、落ち着こう、ということになり、二人は深呼吸をして、再び話し出す。



「これからどうします?瑠偉さん。」


『言ったところで信じてもらえないですね。この姿で《私は瑠偉です》とか言ってみろ。《コイツとうとう頭逝ったな。》と言われるのがオチだ。』



そこまでは言われないだろうとか思ったが、口に出さなかった沖田。



「じゃあ、私は瑠偉さんのフリをします。」


『それがいいですね。私も沖田さんのフリをしましょうか。とりあえずヘラヘラ笑って隊士をからかえばいいですよね?』


「瑠偉さんの私の印象がよく分かりました。」



とりあえず、互いが互いのフリをする、ということになり、元に戻るまで頑張ることになった。