―――――… 『………ん?』 瑠偉が目をさますと、なぜか《沖田の部屋》にいた。 瑠偉は首を傾げる。 (なぜ私が沖田さんの部屋で寝ているんだ?) 沖田さんが倒れてきて、ぶつかったところまでは覚えている。 しかし、瑠偉の部屋は土方と兼用で、なのに沖田の部屋にいる。 「ていうか、この服……と、髪……。」 先ほどと、服装も違うし、首やら腰やらに髪が当たっている。 瑠偉はこの時代に来てすぐに髪を切った。 だから、長くはないのに。