「二人とも、体力ないですねー。……それより、なんで暗いんですか。ドンヨリした雰囲気なんですけど。」
『甘味だけであそこまで元気になる沖田さんがおかしいんです。てか変です異常です医者に見てもらってください。たぶん“甘味中毒”と診断されるでしょう。』
「………お待たせしました。」
瑠偉の毒舌に圧倒された売り子が注文された物を持ってきた。
土方はお茶を飲んで、沖田の方を見ないようにしている。
なぜなら
「むぐむぐ……。土方さんはモグモグ、食べないんズズッ、ですか?」
凄い勢いで
凄い量を食べているからだ。
「お前見てるだけで十分だ。つーか気分悪い。」
心底嫌そうな顔をする土方。



