「瑠偉さん、いつから土方さんを名前で呼ぶようになったんです?」 『アナタが中途半端に庇ってくれたおかげで追いかけられてからです。』 沖田の質問に瑠偉は嫌味を交えて答えたが、 沖田は「そうですか。」と言うだけで終わった。 「そんなことより甘味屋行くんだろ?」 土方が言うと、沖田は 「そうでした!」 と、言って、走り出した。 凄い速さで。 『……はやっ。』 「甘味は総司の原動力だ。」 二人は沖田を見失わないように、追いかけた。